過去問等の深掘りシリーズ(その5)

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漢検1級初合格をめざしている方々への特別シリーズ   過去問等の深掘りシリーズ(その5)

①「朝菌は晦朔を知らず」(荘子):「晦朔」の書き問題
 →次の一文と「蟪蛄」まで覚えておきましょう → 「蟪蛄は春秋を知らず」

②「斧柯を視れば爛尽す」:「斧柯」の書き問題
爛柯(らんか)の語句とその故事まで知っておいたほうが良いでしょう・・・。
*爛柯は、囲碁の別称の一つで、中国の『述異記』などにある伝説に基づいたもの。:晋の時代に信安郡の石室山に王質という木こりがやってくると、そこで数人の童子が歌いながら碁を打っていた。王質は童子にもらった棗の種のようなものを口に入れてそれを見物していたが、童子に言われて気がつくと斧の柄(柯)がぼろぼろに爛れていた。山から里に帰ると、知っている人は誰一人いなくなっていた。←浦島太郎みたいな故事です。
*囲碁に夢中になって時のたつのを忘れること。転じて、遊びに夢中になって時のたつのを忘れること。

③「疾風に勁草を知る」:「勁草」の書き問題
→「疾風に勁草を知り、板蕩(はんとう、ばんとう)に誠臣を知る。」

④「窮寇(きゅうこう)には迫(せま)るなかれ」、「佚(いつ)をもって労を待つ」
*良く出る問題・・・この前後の文も読んでおいたほうが良いかも・・・

「・・・三軍は気を奪うべく、将軍は心を奪うべし。朝の気は鋭なり、昼の気は惰なり、暮の気は帰なり、故に、よく兵を用うるには、その鋭気を避け、その惰帰(だき)を撃つ、これ気を治むるものなり。治をもって乱を待ち、 静をもって譁(か)を待つ  近きをもって遠きを待ち、佚(いつ)をもって労を待ち、飽(ほう)をもって飢(き)を待つ、これ力を治むるものなり。正正の旗を邀(むか)うることなく、堂堂の陣を撃つことなし、これ変を治むるものなり。 高陵(こうりょう)には向かうなかれ、丘を背にするには逆(む)かうなかれ。佯(いつわ)りて北(に)ぐるには従うなかれ、鋭卒(えいそつ)は攻むるなかれ。餌兵(じへい)は食らうなかれ、帰師(きし)遏(とど)むるなかれ。師(し)を囲めば必ず闕(か)く
窮寇(きゅうこう)には迫(せま)るなかれ・・・」

序に、同じ、孫子の軍争篇の他の個所も紹介しておきます。
「・・・軍争の難き者は、迂を以て直と為し、患を以て利と為す。故に其の途を迂にして、之を誘くに利を以てし、人に後れて発し、人に先だちて至る、此れ迂直の計を知る者なり。・・・是の故に軍に輜重無ければ則ち亡び、糧食無ければ則ち亡び、委積(いし)無ければ則ち亡ぶ。」

上記③、④は、「故事成語類(実践問題) 2014年08月02日 | 漢検1級(上級者・リピーター向け)」に掲載してあります。
より詳しく、深く学習されたい方は「故事成語類(実践問題1~現在継続中)」も併せ、ご覧ください。

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