漢検1級 27-③に向けて その59 畭(畬) 疳 瘧

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その59 >
●漢検漢字辞典第2版から・・・
<畭(畬):ヨ、シャ、あらた、やきはた>
・第2版で、音による読み分けあり・・・。
 「ヨ」音の場合、開墾して2~3年の田・・・すなわち、「あらた(新田)」を意味する・・・「畭田(ヨデン)」のみ、熟語掲載あり。
 「シャ」音の場合、「やきはた、やきた」を意味する。
・紛らわしいけど、「畭田(ヨデン)」なら「新田に開墾した田、新田」のこと、「畭田(シャデン)」なら「雑草を焼き払った田」のこと。
・漢字源に分かりやすい説明があった・・・
 もともと、「中国の少数民族の名。主に福建や浙江に居住する焼き畑をする民なので、「畲(ヨ) 」といい、字体を少し変えて「畬(シャ)」とした」ということでした・・・。もともとは、この人たちやこの人たちのやっていた田を「畭・畬(シャ)」「畭田・畬田(シャデン)」と云ったんでしょうね・・・。
<疳:カン>
・掲載熟語は「脾疳(ヒカン)=小児の慢性胃腸病」、「下疳=性病の一種」「疳性」・「疳積」=・・・小児のひきつけ・貧血症・神経過敏症
・読みは「ヒカン」しか振ってなかった・・・けど、順に「ゲカン」「カンショウ」「カンシャク・カンセキ」でしょう・・・。
・問題は「類:癇」となっていること・・・
 *「疳癖(カンペキ)」なら「かんしゃく、癇癪」のことで「類」ということでOKだと思うが、
 *「疳積(カンシャク・カンセキ)」は(幼児の貧血症のことで)「癇癪(カンシャク)」とは異なるので注意が必要・・・。
 →「貧血のせいで幼児にカンシャクが生じた(発生した)」という問題だったら「疳積」と書かないと×でしょう
 →「幼児がカンシャクを起して怒っている」という問題だったら「癇癪」でしょうね・・・
 (大字源では、わざわざ「疳積」のところの説明で「「癇癪」とは別。」との記載があった)
<瘧(ギャク、おこり)>
・掲載熟語は「瘧疾(ギャクシツ)」(=瘧(おこり)に同じ)
・当て字で<瘧草(えやみぐさ)>・・・①リンドウの古名(リンドウの葉を瘧(おこり)の薬としたことから) ②オケラの別称
・①の説明などは良いですね・・こういうところは褒めてあげないと(^^;)
・ついでに、「疫病草」も当て字で「えやみぐさ」と読む。当て字で、「疫病(えやみ)」と読むから、これは簡単か・・・。

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