熟語の読み・一字訓読(その46:準1以下):坤  采 

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●坤:コン、つち、ひつじさる
<漢検2>
・意味:①つち。大地。「坤元」「坤道」 ②易の八卦(ハッケ)の一つ。地・母・下などを表す。 ③皇后。妻。女性。 ④ひつじさる。南西の方位。
・大見出し:坤軸(コンジク) 坤徳(コントク) 坤輿(コンヨ) 坤(ひつじさる)

<大字源>
 坤元(コンゲン):地。大地。地の徳。
 坤道(コンドウ):①地の道。大地の原理。地道。②婦人の守るべき柔順の道。婦道。 対)乾道
 *「坤道」は、漢検2の意味③にあたる意味と思っていたけど、①の意味もあるから、“つち、大地”にも対応しているんだ・・・。

●采:中学…サイ 準1…と(る)、いろどり、すがた、うね
<漢検2>
・意味:①とる。つみとる。えらびとる。「采配」「納采」 類)採  ②いろどり。あや。もよう。「采色」 類)彩・綵(サイ) ③すがた。ようす。「風采」 ④領地。知行所。「采地」 ⑤さいころ。
・下つき:異采(イサイ)・喝采(カッサイ)・五采(ゴサイ)・食采(ショクサイ)・神采(シンサイ)・納采(ノウサイ)・風采(フウサイ)・文采(ブンサイ)
・大見出し:采女(うねめ) 采色(サイショク) 采薪(サイシン)采薪の憂(うれ)い (サイシンのうれい) 采配(サイハイ) 采邑(サイユウ) 采る(と-る)

*わかっているようで実はよく分からない熟語を調べた*

納采
 ・広辞苑「結納をとりかわすこと。「納采の儀」」・・・なぜ、「とる」訓に対応しているのか・・・
 ・大字源
  納采:(「采」の項では)「意味⑪ 婚礼時の儀式の一。」とのみ・・・。
  納采:(「納」の項では)「周代、結婚の六礼(リクレイ)の一。男子側から結婚を申し込み、女子の家の承諾の返事を待って礼物を女子の家に贈ること。采は、女子を採択した意を示す。結納。納徴。」・・・これでやっと納得した。
五采(=五彩)>
 ・黄・青・赤・白・黒の五つの色。五色(ゴシキ)。五綵。 *「五綵」には、他に“五色のあやぎぬ”の意もある。 (大字源)
食采
 ・知行所。領地。采邑。 (広辞苑)
文采(=文彩、文綵)>
 ・①いろどり、うつくしさ ②文章や著述のりっぱさ ③衣服の美しいさま ④音楽で、五声が美しく調和すること  (大字源)

*余談*  采女(うねめ)と采女(サイジョ)
・漢検2掲載の「采女(うねめ)」の采(うね)は、国語。(大字源)
・「采女(サイジョ)」と読めば、「漢代の女官の名称。民間から選んで採用した女子の意。彩女。綵女」(大字源)

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