熟語の読み・一字訓読(その47:準1以下):済 済(わた)る・・・

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●済:小学…サイ、す(む)、す(ます) 準1…セイ、わた(る)、わた(す)、すく(う)、な(す)

<漢検2> *最近の1級書き問題に「済(な)し崩し」がありましたねえ・・・
・意味:①すくう。たすける。「済度」「救済」「共済」 ②すむ。すます。「皆済」「決済」 ③なす。なしとげる。「済美」 ④わたる。わたす。 ⑤数が多く盛んなさま。「済済(サイサイ)・(セイセイ)」
・下つき:皆済(カイサイ)・既済(キサイ)・救済(キュウサイ)・共済(キョウサイ)・経済(ケイザイ)・決済(ケッサイ)・弘済(コウサイ)・返済(ヘンサイ)・弁済(ベンサイ)・未済(ミサイ)
・大見出し:( 略 )

①「弘済」・・・念の為調べた・・・
 (大字源)
  弘済コウサイ・コウセイ):広く世の人を救う。
  広済(コウサイ・コウセイ):広く救う。弘済。 同)光済    (注)漢検2には「広済」「光済」の掲載ナシ。

②「わた(る)」「わた(す)」に対応する熟語・・・掲載が無いようなので、これも念の為、調べた。
 (大字源)
 済渉(サイショウ):川をわたる
 済勝之具(セイショウのグ):丈夫な足。健脚。景色の良いところを渡り歩く道具の意。 
  *「済勝」のみの熟語掲載無し・・・
  *広辞苑では、
   済勝(セイショウ):(サイショウとも)景勝の地をへめぐること
 済水(セイスイ):①川の名 (詳細略) ②川をわたる

 (参考)「済川(サイセン)」
  ・これも川をわたる意かと思ったら、「天子を助けて政治を行う」だって・・・。

*余談* ・・・「済度」の意味・・・

・漢検2大見出しでは、
 済度(サイド):(仏)仏が迷い苦しんでいる衆生(シュジョウ)を救い、悟りの境地に導くこと。「済」は救う、「度」は渡す意。

 との説明のみ。

・大字源では、
 済度(サイド):①わたる ②(仏)仏の道によって衆生を救い、極楽の彼岸に渡す。
 
*広辞苑も、漢検2および大字源の意味②とほぼ同内容の説明。大字源の①の意味なら、「済(わた)る」訓にも対応するが・・・。

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