文章問題:熟語の連想のしかた(1級高得点獲得のために)

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●たまには、久しぶりに、日記風に「漢検1級高得点獲得のためには」というカテゴリーで、表題のことについてちょっと書いてみましょうか・・・高得点獲得や今後の学習の”コツ”などの参考になれば幸いです(^^)
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<熟語の覚え方・・・というよりも、「連想」のしかた・・・について>(私の場合)
●宮城谷 昌光 「香乱記」(上・中・下)2015年03月01日 | 書籍などからの熟語抜萃 の記事の末で、こんな問題を出しました。
 「かれらは項羽不在の西楚王国の首都を急襲し、そこを占領して、王国の国力をタンケツ(殫 竭)して、おどろいて帰還する楚軍をカンテン(戡 殄)して、項羽も殺し、陳勝と呉広の挙兵からはじまった戦乱を畢わらせるつもりであった・・・この運命の要衝にあって、劉邦はソソ(麁 疎)を露呈した・・・」
●この文章題の中の、各熟語についての私の連想のしかたは以下のとおりでした。(といっても、文章読んじゃった後の連想ですけど)
 ①「タンケツ」:文脈から「全くなくす、つくす、つきる、尽滅させる」ような意味であることを連想。そこから、「タン」は、「殫見洽聞」や「殫残」の「殫」の字を連想・・・。「ケツ」は「精神を竭尽す」とか「甘井先竭」の「竭」の字を連想・・・。
 *こうやって、熟語そのものを覚えていなくても、ヒラメキと勘で、ある程度、熟語の予想がつくと思います。この熟語そのものを覚えるより(覚えていたらキリがないし、また、到底、覚えられるものでもありませんので)、私の場合は、既に学習済み・自家薬籠中のものとしている熟語・四字熟語・その漢字のもつ音・訓の意味・読みなどから、こういう連想のしかたで訓練を積んでいます。・・・そうすると、この熟語もそのうち、なんとなく身についていくものです。
②「カンテン」:同じく、「軍を殲滅すること、ほろぼしつくす」ことだなと連想・・・「カン」は「戡定」しか閃かず、「テン」は「殄滅」とか「殄戮」とかが思い浮かび、「戡殄」かな・・・と。
③「ソソ」:これは難しいですね、「そそう(粗相、疎相)」に近い意味だろうなとは連想できますが、「麁」の字を一発で導き出すのはなかなか難しい・・・でも、これで、この熟語は(珍しいし)忘れられない熟語ということで、ある程度は記憶に残ることになると思います。
 *これも単語そのものを暗記するというよりも、文章の一部として「ソソを露呈する」という短文で、意味を理解しておけば、他の類似の本などを読んでいて、この種の、同じような表現・文章に当たった時に、この熟語が浮かんでくる・・・と、いうような訓練というか、読書のしかたをするようにしています。

●なにしろ、普段、日常では使わない言葉・熟語なので、マル暗記という手法には(高得点めざすには)限界があります。
●合格水準(80%)までなら暗記主体でも宜しいでしょうが、それ以上となると、どうしても、脳中に蓄積された語彙をフル活用して、連想力・ヒラメキなどで回答を導き出す力も必要となると思います。
●高得点を目ざされる方は、この方法も参考に、ご自分のやり方を工夫されてみてはいかがでしょうか。

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