故事成語類:「完璧」は完全無欠ではない?・・・

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「新・手賀沼散歩」シリーズの<音訓(学習)><漢字修練(読み・書き)>だけでは、カバーできない内容も含めて、雑記風に、たまにはくだけた話や問題なども載せていきたいと思います。不定期記載ですが、雑知識・情報としてご活用ください。

●秦の昭襄王が、趙の宝である「和氏の璧」と自国の15城との交換を言ってきて、趙の恵文王は困り果てて、藺相如に「この国難をどうすべきか」を相談したときの会話・・・。(秦からの申し出を断れば秦に侵攻の口実を与えてしまい、また、宝物を渡してしまえば代わりに15城が交換できるかどうかは、これまでの秦のあくどいやり方から信用できない状態・・・)
●(恵文王)「誰か使す可きぞ」、(藺相如)「王、必ず人無くんば、臣、願わくは、璧を奉じて往かん。 城入らずんば、則ち臣請う、璧を完(まっと)うして帰らん。」
●今日では「完璧」は「完全な玉」、「瑕のない玉」、「完全無欠」というような意味で使われていることが多いと思いますが、もともとは、この会話にあるように、「璧を完うする」=璧を守り通す という意味で使われたみたいですね(^^)
●この後、藺相如は秦に使いして、機智を駆使して無事、帰国し、 「完璧」な仕事を成し遂げたようです(^^) ちなみに、臆病で優柔不断?な恵文王は、殺されるであろう藺相如の柩や墓を用意して待っていたらしいですが・・・(^^)。

藺相如(りんしょうじょ、生没年不詳):中国の戦国時代末期の趙の恵文王の家臣。 「完璧」や「刎頸の交わり」などの故事で有名。司馬遷は「史記」の中で、藺相如のことを 文武知勇の将と称しています。また、漢代には、司馬なんとかという人が、この藺相如を慕って、名前を改名して司馬相如」としたこと、この司馬相如の話も有名ですね、故事で確か、「藺を慕う」とか言うんじゃなかったかしらん・・・。

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