日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

<漢検1級 27-③に向けて その74>
●漢字の漢音・呉音・慣用音・・・前にも書きましたが、これらの音を1級漢字中心に調べ直している。スッキリすることもあるし、余計、混乱することもある。漢字の世界は奥深いというかなんというか、長い歴史をかかえている中での蓄積で、多種多様な読み方や意味になってしまっているんだろう。なにしろ、3000年の歴史を背景にしたものだからな・・・。以前見たNHKのドキュメンタリーで、古代の文字で生き残っているのは漢字だけとかなんとか言っていた。・・・このドキュメンタリーは面白いから何度も見ている👍
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●漢検漢字辞典第2版から・・・
<沾:テン、セン、チョウ、うるお(す)、うるお(う)>
・第1版では<テン、セン、うるお(う)>
・掲載熟語は「沾湿」・・・読みナシ
・こういう時って、必ず、辞典によって読み方が多様なんだよな、まったく(ーー)
・「沾湿」の読み・・・
大字源「センシツ・テンシュウ・テンジュウ」漢字源「テンシツ・テンシュウ」字通「センシュウ」大漢和「センシツ」・・・ははははは(^^)
・似たような熟語で「沾濡」・・・
大字源「センジュ・テンジュ」漢字源(熟語なし)字通「センジュ」大漢和「センジュ」・・・ふふふふふ(^^)
・ついでに、「沾沾」・・・
大字源「センセン・チョウチョウ」漢字源「チョウチョウ」字通「センセン」大漢和「センセン・チョウチョウ」・・・ひひひひひ(^^)
*この「沾沾」の意味・・・
大字源:①取り繕うさま ②軽薄なさま ③風の吹くさま
漢字源:大字源とほぼ同じ。
字 通:自得するさま
大漢和:大字源とほぼ同じ。
*ちなみに、「チョウ」音をつかった熟語は、この「沾沾」しか見当たらなかった・・・。
・漢音、呉音、漢・呉音、慣用音の音も、大字源と漢字源でだいぶ異なってました・・・掲載省略・・・混乱するだけ・・・へへへへへ(ーー)
<罠:ビン、ミン、わな>
・音訓はこのとおり。熟語記載なし。ただし、意味のところに「わな」とは別に、意味②に「あみ。獣をとらえる網。」とあった。
・「なわ」は邦語なのでせいぜい「罠網(わなみ)」という語が記載されていた。
・この、意味②のほうの熟語・・・「修罠」しか見当たらなかった・・・(漢字源にはこの熟語記載なし)
字通:「ビン」音しかないので「修罠(シュウビン)」と読むのでしょう・・・直接のルビはないので不詳ですが。
大漢和・大字源:「修罠を張る」という言い方で紹介されているが、読みのフリはなし・・・シュウビンでもシュウミンでもどっちでも良いのかも。
ちなみに、ビン(漢音)、ミン(呉音)。
なお、大漢和には、「うさぎあみ」の所でこの熟語記載があるので「兎をとらえる何かの網、わな」って感じでしょうか・・・他に「しかあみ」という意味もあるみたいで、対象外漢字での熟語が一つ記載されていましたが、省略。
👍👍👍 🐑 👍👍👍