漢検1級 27-③に向けて その40 鰧 鱏 鱓 鱟 鱧 

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<漢検1級 27-③に向けて その40>

●漢検漢字辞典第2版から・・・<魚ヘンの漢字あれこれーその2ー>
①鰧(トウ、おこぜ)
・これは音訓とも載っている。・・・当たり前か(^^)
・熟語は無し・・・各辞典でも「鰧魚(トウギョ)」ぐらい・・・模擬試験で出しましたね。当て字の「虎魚」のほうが有名か・・・以前、書き問題だったと記憶しているが「おこぜ」を書かせる問題があった・・・「鰧」と正解したが、標準解答にはたしか当て字「虎魚」もokになってた・・・今後、この種の書き問題、当て字で解答しても正解になるのかしら???(他にも当て字で標準解答になってるのがあったからokなんでしょう・・・でも、多分、漢検辞典に載ってない当て字を書いたら×だと思う・・・)
②鱏(シン、ジン、えい、ちょうざめ) *「シン」は漢音。「ジン」は呉音。
・第2版・・・「ちょうざめ」は、意味②のほうだけに載っていた。熟語はなし。
・「鱏鰉(ジンコウ)」=ちょうざめ(漢字源)、「鱏魚(ジンギョ)」=「かじき。一説に、深い淵に潜んでいる魚。」(大漢和)、「しなへらちょうざめ(大字源)」、「へらちょうざめ」(漢字源)・・・音は、どうも、呉音の「ジン」読みみたい・・・。
③鱓(セン、かわへび、うつぼ、ごまめ)
・第2版・・・「かわへび」は意味①「かわへび、うつぼ」の中に掲載されている。熟語は、当て字で<鱓魚(うつぼ)>だけ掲載。
・「ごまめ」は邦語。
・各辞典によれば、
 「鱓羹(センコウ)」=うなぎのあつもの(大漢和)←たぶん、「かわへび」の意味だと思う。
 「蛇鱓(ジャセン?・ダセン?)」(見るからに「かわへび」のことみたい)(大字源)
 「鱓魚(センギョ)」=うみへびのこと(大漢和)←これは、たぶん、「うつぼ」の意味だと思う。
④鱟(ゴウ、かぶとがに)
・第2版・・・ゴウ、かぶとがに 当て字<鱟魚(かぶとがに)>。大漢和・大字源・漢字源とも「ゴウ」音なし。「コウ」音。なぜ、現行音は「ゴウ」なんだろう?・・・よくわからない(ーー)
・だから、以下の熟語もすべて「コウ」音で記載するが、「ゴウ」で読んでも良いのかもしれない・・・。
鱟魚(コウギョ、ゴウギョ?)」=かぶとがに。「鱟媚(コウビ、ゴウビ?)」=かぶとがにの異名。「鱟樽(コウソン、ゴウゾン?)」=鱟殻(コウカク)でつくった樽、鱟帆(コウハン、ゴウハン?)=かぶとがにの背の骨(←風があると帆のようにあがるから云う由)
・その他、「鱟」には“虹(にじ)の別名”(漢字源)との事・・・俗諺で「東鱟は晴れ、西鱟は雨」(農政全書)という文例あり。
⑤鱧(レイ、はも)
・第2版:音訓すべて載っている。「意味① はも 意味② 淡水魚の名。やつめうなぎ」だって。 *「はも」は邦語。 熟語なし。
・各辞典によれば、
 「鱧魚(レイギョ)」=(「はも」の事ではない!)うなぎ(大漢和)←やつめうなぎの事かな?大漢和には「①おおなまず ②やつめうなぎ」という意味がある旨、記載されていた。
 「烏鱧(ウレイ)」=雷魚(ライギョ)こと(大字源) ・・・これは、大漢和のいう「おおなまず」っぽいが・・・。

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