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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
<漢検1級 27-③に向けて その35>

●<顋門(ひよめき)>=泉門。おどり。顋:サイ、あご、あぎと、えら
・第2版の「由来」ってのに、「脈を打つたびに、ひよひよと動くことから。」とあった。こういうのは分かりやすい説明だからOK。
・泉門=①黄泉の入り口 ②「ひよめき」に同じ。 広辞苑では、「ひよめき=泉門、おどり、おどりこ、しんもん、そうもん」と出てた。
・このうち、「しんもん、そうもん」は、漢字では「顖門」と書く。(「顖」はもちろん、対象外漢字。)
●漢検漢字辞典第2版から・・・
①閼:アツ、エン、ア、ふさ(ぐ)、さえぎ(る)・・・「ア」慣用音 「アツ」・「エン」とも漢音
・第2版にも音訓すべて掲載あり。
・熟語は、①「ふさぐ、さえぎる 「抑閼」 」、 ②「閼氏(エンシ・アツシ)」は漢代の匈奴の皇后の称号。 だって・・・。
・「閼伽(アカ)」「閼伽棚(アカだな)」も掲載されていた。・・・これは梵語の音訳の位置づけだろな。
・あいかわらず、訓読みに対応する熟語が少なすぎる・・・
ふさ(ぐ)・・・閼積(アツセキ)=ふさがりつむ、閼聡(アツソウ)=事を聞く能力をふさぐ、閼智(アツチ)=物を云う能力をふさぐ、閼適(アツテキ)=体の能力をふさぐ
さえぎ(る)・・・閼止(アツシ)=拒みとめる
②閾:イキ、ヨク、しきい、くぎ(る)・・・「イキ」呉音 「ヨク」漢音
・第2版にも音訓すべて掲載あり。
・熟語は「門閾(モンイキ)」、「閾下(イキカ)」「識閾(シキイキ)」「閾値(イキチ)」・・・すべて「イキ」読み。
・字通は「ヨク」音のみ・・・読みは振っていなかったが、「閨閾(ケイヨク)」「闔閾(コウヨク)」と読む模様・・・大字源もこれらは「ヨク」音。
・大漢和には熟語がなかった、漢字源も「城閾」のみ。・・・たぶん、「イキ」でも「ヨク」でも良いんだろうけど、「イキ」に倣っていたほうが良いような気がする・・・。
③闍:ト、ジャ、うてな、ものみ、まち
・「ものみ」以外は第2版の音訓にも掲載されている。
・意味のほうで「①うてな。城門の物見台。②まち。城の外郭の内側の町。③梵語の音訳に用いる。「阿闍梨」」
・いろいろと調べたけど「ト」音で①、②に対応する熟語は「闉闍(イント)」ぐらいしか無いもよう・・・
・「闉」は対象外漢字だけど、「ふさぐ、とじこめてかくす」という意味の漢字で、漢字源によれば、類義の漢字として「湮」「塞」となっていた。大漢和・字通によれば、この「闉」は、曲城で、「闍(ト)」は城台とのこと。
・「闍(ジャ)」は、ほかに「闍梨(ジャリ)」、「闍維(ジャイ・ジャユイ)=荼毘(ダビ)」など・・・梵語で、仏教関連用語が多いようですね。
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