日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>

●漢検漢字辞典第2版から・・・
①曼理皓歯、衍曼流爛、曼陀羅、曼衍、靡曼、曼殊沙華などの「曼」
・現行読み:バン、マン、ひ(く)、ひっぱ(る)、なが(い)、うつく(しい)、ひろ(い)
第2版では、
・音:マン、バン、訓:ひ(く)、なが(い)、ひろ(い)、うつく(しい)
・意味:①ひく、ひっぱる ②ながい、ひろい、ひろがる 「曼曼」 ③うつくしい 「曼姫」 ④梵語の音訳 「曼殊沙華」
となってます。文句ばかり言いたくないけど、
ア.訓で4つも載せているなら、なんで、あとひとつ「ひっぱ(る)」も載せておかないんだろう・・・(ーー)
イ.②~④までの音熟語は載せているのに、なぜ、意味の重要度順にしているはずの①の音熟語を載せないんだろう・・・(ーー)
ホントに整合性がないというか、理解に苦しむ記載方法・内容ですねえ・・・
*①の熟語、興味ある方は、当ブログの音訓シリーズで探してみてください。・・・といってもなんだから、一応、私が調べた熟語群を以下に貼っておきますね。
・ひ(く)・ひっぱ(る):曼声:ゆたかに長くひく声、曼嘯:声をながくひく、ひっぱる
・なが(い):曼寿=長寿、
・うつく(しい):曼睇(うつくしい流し目)、曼姫(マンキ:=美姫)、曼詞(美しい言葉)
・ひろ(い):曼曼(はるかなさま)、曼衍(果てしなく広い)、
*「曼」・・・曼衍、靡曼、衍曼流爛、曼理皓歯など「ひろ・い」「うつく・しい」意味が一般的。
*他に、曼頬(豊かな頬)、曼理=曼膚(ゆたかな柔肌)
②揶揄の「揄」(現行読み:ユ、トウ、ひきだ(す)、からか(う))
・(第1版も第2版も同じ) 音:ユ 訓:(記載なし) 意味①からかう、なぶる 「揶揄(ヤユ)」 ②ひく、ひきだす 「揄揚」
・これも、
ア.この辞書の冒頭にある「この辞典の使い方」や「この辞典の決まり」ってのを読んでも、なぜ、訓のところに「ひきだ(す)、からか(う))」を載せないのか、よくわからない・・・。なんか、おっかしいんだよなあ。
イ.「揄揚」は(私の調査では)「ほめあげる、引き上げる」意味なので「ひきだ(す)」という意味でいいんでしょうが、それよりも「揄策(ユサク)=策(はかりごと)を引きだす」の方がわかりやすい熟語例だと思うんだけど、どうなんだろう・・・。 この辺の選定基準みたいなものも、何も書いてないと思うので、よくわからない・・・。
👍👍👍 🐑 👍👍👍