熟語の読み・一字訓読(その56:準1以下):錫 天錫 錫賚・・・

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●錫:シャク、セキ、シ、すず、つえ、たまもの
<漢検2>
・意味 :①すず。金属元素の一つ。「鉛錫(エンシャク)」 ②道士や僧が用いるつえ。「錫杖(シャクジョウ)」 ③たまわる。たまもの。「天錫」  類)賜
・下つき:巡錫(ジュンシャク)・天錫(テンシャク)
・大見出し:錫杖(シャクジョウ) 錫(すず) <錫蘭(セイロン)>

<大字源>
天錫:天賜(テンシ)の①に同じ。(天賜:①天のたまもの。天錫(テンシャク・テンセキ) ②天子からのたまもの )
 (注)漢検2では“テンシャク”読みのみ。
巡錫(ジュンシャク):(仏)僧が各地を回って教えを広める。錫は僧のつえ。

<“シャク、セキ、シ”音 について>
(大字源)
 🈩セキ(漢音) シャク(呉音) (🈔テキ(漢音) チャク(呉音) テイ(漢音))🈪シ(漢・呉音)
 🈩:①すず ②僧侶や道士の用いるつえの一種 ③たまもの。また、たまわる。あたえる。④目の細かい布 ⑤姓 ⑥化学元素の一。
 (🈔:かもじ、かつら)
 🈪:🈩の③に同じ。 ・・・だから、“たまのも”の意のときは“シャク”でも“シ”でも読めるということ・・・大字源によれば。

 ー参考ー
 錫人(シャクジン・セキジン):すずを鋳て作った人形。昔、死者とともに埋葬した。
 錫奴(シャクド・セキド):足を温める器具。ゆたんぽ。
 錫命(シャクメイ・セキメイ):天子が功績ある者に恩賞や辞令書を与える。
 錫予(セキヨ・シャクヨ・シヨ):あたえる。また、たまわる。 同)賜与
 錫賚(セキライ・シャクライ・シライ):たまもの。また、物をたまわる。 同)賜賚
 錫類(セキルイ・シャクルイ):良い仲間を賜う。天の福を受けて子孫に善子・孝子の類が現れ、いよいよ栄える。

・・・すべて、“シャク”で読んでおけば問題なさそう・・・「錫予」「錫賚」あたりは“シヨ”“シライ”と読みたいが・・・。

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