熟語の読み・一字訓読(その31:準1以下):契  契闊(ケッカツ)

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●契:中学…ケイ 高校…ちぎ(る) 準1…キツ、ケツ、わりふ、きざ(む)

・漢検2の意味のところに以下のとおりの内容が掲載されている。
 🈩ケイ ①きざむ。しるしをつける。「契機」 ②ちぎる。交わる。約束する。「契約」 ③わりふ。わりいん。「契印」「契符」
 🈔キツ 国の名。「契丹」
 🈪ケツ ①つとめ苦しむ。苦労する。 ②久しく会わない。「契闊(ケッカツ)」

・この🈪の“ケツ”音の熟語を調べたところ、大字源では「契闊(ケッカツ)」しか見当たらなかった・・・。
・ただし、その意味は、

 契闊(ケッカツ):①勤め苦しむさま。辛苦するさま。 ②ひさしく会わないこと。無沙汰。また、そのあいさつ。久闊。疎闊。 ③かたい交わりを結ぶ。 ④あるきまわる ⑤ふけりおぼれる

 と、5つも意味があった・・・。

 *漢検2の「契闊」は上記🈪の①と②の両方にかかっているのだろうか・・・①と②の意味はありそうだが・・・。

 *ちなみに、漢検四字熟語辞典の「死生契闊(シセイケッカツ)」・・・意味は、
  「生死を共にすることを約束し、共に苦しみ努力すること。「契闊」は、つとめ苦しむこと。久しくあわないこと。 」と掲載されている。
  ・・・以前から、この「契闊」のところの意味説明にはなんとなく釈然としないものを感じていたが、大字源の①~⑤を読んで、幾分氷解した・・・①と③ぐらいの意味があるということなのかもしれない・・・。すくなくとも②の「久しくあわないこと」という意味は、この「死生契闊」には当てはまらないのではないだろうか・・・

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