“臘”寿の二つを積む  臘寿=臈(﨟)寿

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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●今朝、リアルタイムアクセス状況をみたら、
・アクセスされたページ 「漢検1級 28ー②に向けて 故事成語類その50(補遺3ー厳選102ー)」
・アクセス元ページ 「 Google 検索 臘寿の二つを積む 意味 」
が目立った・・・

●おそらく、「“臘”寿の二つを積む」という故事成語を調べてくれたんだと思う・・・うまく調べられたでしょうか?

<当ブログ>
「漢検1級 28ー②に向けて 故事成語類その50(補遺3ー厳選102ー)」
97.ロウジュ(臈寿)の二つを積む
「漢検1級 28ー②に向けて  故事成語類問題その41
9.ロウジュ(臈寿)の二つを積む:長寿をし、年功を積む。名実ともに長老となる。

となっていて、「“臘”寿」とは掲載していないのでヒットしなかったかもしれない・・・

●結論
 当方の出典の故事成語辞典では「臈(﨟)寿」のみだが、「“臘”寿」でもOKとなると思う、たぶん・・・。(“たぶん”というのは、もし出題されたら、可否は漢検さんの裁量だから・・・)

 (OKと思われる理由) 
 ・大字源では、「臈(﨟)」は「臘」の俗字となっている。
 ・漢検2でも、「臈(﨟)」のところで「 類)「臘」 」となっている。
 ・大漢和でも、(下記のとおり)この「“臘”」は「臈(﨟)」と同じく、僧の修行の年数をあらわす意味もある由、掲載されている。

 ただ、“たぶん”なので、できるだけ、「臈(﨟)寿」としておいたほうが良いとは思う。

ー以下、参考までー
(漢検2)
臘  ロウ  く(れ)
意味:①冬至のあと、第三の戌(いぬ)の日に行う祭り。「伏臘」 ②くれ。年のくれ。陰暦一二月の異名。「臘月」
下つき:旧臘(キュウロウ)・伏臘(フクロウ)
大見出し:臘月(ロウゲツ) 臘日(ロウジツ) 臘梅(ロウバイ) 臘八会(ロウハチエ)

臈:﨟(異体字) ロウ  く(れ)
意味:①僧侶(ソウリョ)が得度(トクド)してからの年数。「上﨟」 ②くれ。年のくれ。陰暦一二月の異名。類)臘(ロウ)
大見出し:ナシ

(当方の過去記事ー音訓整理ー)

<臘:ロウ、く(れ)>
・く(れ):臘月=陰暦12月の異名、旧臘、臘日=大晦日、臘八会(ロウハチエ)=成道会(ジョウドウエ)、臘祭=陰暦12月の祭り、臘八=12月8日、成道の日。、臘酒、臘尾=年末、窮臘、去臘=客臘(カクロウ)=去年の12月=旧臘
・その他:
 伏臘=冬至のあと、第三の戌の日に行う祭り。 臘梅=蠟梅、
 臘肉=塩漬けの肉を乾したもの。臘味=貯蔵肉(大漢和)・ほし肉(字通)
<参考>大漢和には、「く(れ)」以外に、多様な意味あり・・・
 ①祭りの名 ②僧侶の年・・・「~臘」(注) ③もろは(両刃?)=剣臘 ④塩漬けの肉・ほし肉(前出) ⑤もとめる ⑥人が生まれてから7日間=初臘・・・
 (注) 僧の修行の年数。・・・「戒臘・夏臘 (げろう) ・法臘」など。
 *ほかに、年功による地位や身分をあらわし、「下臘 (げろう) ・上臘・中臘」などもある。この「臘」は「﨟」・「臈」と同じ意味。

(第十九回漢検一級模試模範解答 - 漢字戦場 ~ブレイズム漢字講座 )
 この故事成語の出題あり。正解には「臘寿、﨟寿」となっていた・・・。・・・さすがです・・・。

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