故事成語類(実践問題その23)

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故事成語類(実践問題その23)です。主として漢詩類から作成。今回は、
難易度: 「きわめて易」 です。
おそらくどれもが耳や口に触れ目にしている語句や表現だと思いますので、過去問や市販の問題集・参考書等をこなしていれば十分対応可能なレベルだと思います。試してみてください・・・。
(よみ)
① (膺) を拊ちて 蒼天に呼(さけ)ぶ 生死 将に奈何せん
②桃の夭夭たる 灼灼たる其の花 之の子 于(ここ)に (帰) ぐ 其の室家に宜しからん
③~④国破れて山河在り 城春にして草木深し・・・白頭搔けば更に短く ③(渾) て 簪に ④ (勝) えざらんと欲す
⑤・・・千年の豪傑 山邱(さんきゅう)を (壮)んにす  *千古の豪傑が(その遺跡で英雄名をとどめて)山邱を壮観ならしめている
(かき)
①林間 酒を煖むるに紅葉を焼き 石上 詩を題するに (リョクタイ) を掃(はら)う
②已(すで)に訝る (キンチン) の冷やかなるを 復見る窓戸の明らかなるを 夜深雪の重きを知る 時に聞く折竹の声 (注)キンチン:夜具のこと
③水辺の楊柳 (キクジン) の糸 馬を立て君を煩わして一枝を折る
④清きこと (ギョクコ) の氷のごとし / 一片の氷心 (ギョクコ) にあり / (ギョクコ)の美酒
⑤人生の (コンタイ)無きこと 飄として陌上の塵の如し
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
(読み問題)
① (むね) :膺:オウ、ヨウ、むね、う(ける)、ひきう(ける)、う(つ): 熟語:「服膺」「膺懲」・・・
② (とつ) :有名な詩経「桃夭」の冒頭句。「帰」は「嫁」の古語。室家=家庭、嫁ぎ先の家
      小学…キ、かえ(る)、かえ(す) 準1…とつ(ぐ) 、おく(る)
③ (すべ) :これも有名な、杜甫「春望」の詩句。渾:コン、ま(じる)、にご(る)、す(べる)、すべ(て)
④ (た)  :同上:勝:小学…ショウ、か(つ)中学…まさ(る)準1…すぐ(れる) 1級…た(える)
⑤ (さか):壮:中学…ソウ 準1…さか(ん)
(書き問題)
① (緑苔) :略。ちょっと簡単すぎましたか・・・。
② (衾枕) :夜具。寝まきと枕
③ (麴塵) :キクジンといったらこれしか思い浮かばない・・・麹塵(きくじん):天皇のみが着用できた渋い緑色のこと。青白橡、山鳩色とも言う。 麹塵の由来:麹塵の本来の由来はコウジカビの緑の菌糸のことで、柳の若葉を「麹塵の糸」と呼んだ例が白氏文集に見られる由。(参考)「麹塵の袍(ほう)」:天皇が賭弓(のりゆみ)、臨時祭、5月の競(くら)べ馬などの略儀に着用する袍。麹塵色で、文様は黄櫨染(こうろぜん)と同様に桐・竹・鳳凰を表すとの事。
④ (玉壺) :玉で作った壺、また、別段の意味なく酒壺のこと。良く出てくる語彙として覚えておきましょう。
⑤ (根蔕) :説明略。有名な一節ですよね・・・過去問等でもあったような、読み問題としてかな?書けるかどうかだけの問題です・・・

では、ごきげんよう(^^)👋👋👋