故事成語類(実践問題その5)

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(よみ)
蓼虫忘辛
奔走子
③夸者(かしゃ)は権に死し品庶は生を毎る
④入りては即ち法家、払士無く、出でては即ち敵国、外患無くば、国は恒に亡(ほろ)ぶ
⑤酒醴(しゅれい)を作るとせば爾(なんじ)はこれ麴櫱(蘖)なり
(かき)
っぴきならない
ちんようの影、再び改まる
いっぴを仮す(=いっぴの力を貸す)
りんちの道を極める
に安んず   (注)垣根の内で安んじる、不安なく暮らす、安心する

回答・解説はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
よみ問題
(りょうちゅう):「蓼(たで)食う虫も好き好き」 の語源。 「蓼虫(りょうちゅう)、辛(しん)を忘る](『左思』魏都賦)。蓼(たで)をその辛さを忘れて食べる虫がいるという意味。(参)蓼花(りょうか)、花蓼(はなたで)
(ほんそご・ほんそうご) :父母が大切にかわいがっている子。秘蔵っ子。
(むさぼ・る)  毎:マイ(小学レベル) 準1レベル:バイ、ごと、つね、むさぼ(る)  *夸者(カシャ・コシャ):誇者。ほこりたかぶる人。*品庶=衆庶、庶民
(ひっし) :君主をたすける賢者。払とは、払うという意味の漢字。
1.はらう、払いのける、打ち払う、拭う、除く、放つ、去る、逆らう、矯める、はたき、(仏と通じて)ほのかに、(怫と通じて)怒る、(咈と通じて)違える、悖る
2.風が動くさま、 (弼と通じて)輔ける  日本語だと支払う、という意味がある。
音訓音読みは、1.の場合、フツ(漢音)、ホツ、ホチ(呉音、唐音)、2.の場合、ヒツ(漢音)。訓読みは、はらう。<訳文>国であれば、内に法を以て規す世臣無く、身を以て諫す賢臣無く、外に強大なる敵国無く、脅かしてくる外患無きは、やがて衰退し亡んでしまう。
(きくげつ) :酒を造るためのこうじ。「麴蘖」とも書く。(意味)よい酒を作るには、よく醸成された麴が必須である。同様に、君主や国を治めるリーダーには、よい忠臣などが傍にいることが不可欠である。

かき問題
(退):小学レベル:タイ、しりぞ(く)、しりぞ(ける)準1レベル:の(く)、の(ける)、すさ(る)、しさ(る)、ひ(く)
(椿葉):大椿(だいちん)の葉が、すっかり生えかわるほど長い年月を経過することをいう。八千年を以って一春とするという大椿の葉が再び改まるほど長い年月を経るという意味で、永続すること。永く栄えること。大椿:中国、古伝説上の大木の名。八千年を春とし八千年を秋とし三万二千年が人間の一年に当たるという。転じて、長寿を祝って用いる言葉。(参考)椿寿(ちんじゅ):椿にとっては春と秋が各八千年であるというところから、人が長生きすること 類:●長寿
(一臂):わずかな助力・骨折りをすること。「一臂」は一つのひじ、つまり片腕。「仮す」は貸す
(臨池)草書の大家と称された後漢の書家・張芝が、池に臨んで書道の練習にはげんでいると、池の水は墨で真っ黒になったという故事から。(注意) 「臨地」と書かないように(^^)。(「臨地」は現地に出かけること)
(堵) :「安堵」のこと。

ではでは。