熟語の読み・一字訓読(その41:準1以下):倖  倖(さいわ)い  倖(へつら)う

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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●倖:コウ、さいわ(い)、へつら(う)
<漢検2>
・意味:①さいわい。思いがけないしあわせ。「僥倖(ギョウコウ)」「射倖」「恩倖」 ②へつらう。 ③親しむ。お気に入り。「倖臣」
・下つき:恩倖(オンコウ)・僥倖(ギョウコウ)・射倖(シャコウ)・嬖倖(ヘイコウ)
・大見出し:音熟語の掲載ナシ。

*念の為、漢検2掲載の音熟語とその他の音熟語を大字源で調べてみた。

<大字源> *ゴチックは漢検2掲載熟語*

倖恩(コウオン):幸いに恩恵にあずかる

倖曲(コウキョク):へつらってよこしまなこと

倖心(コウシン):おもねる心

倖臣(コウシン):お気に入りの家来。嬖臣。 同)幸臣

倖嬖(コウヘイ):主君のお気に入りの女。愛妾。

倖門(コウモン):まぐれ幸いの門の意。官吏となる僥倖の手づる。

倖濫(コウラン):偶然の幸いを思って、常法によらないこと。

僥倖(ギョウコウ):①思いがけない幸せ。こぼれざいわい。また、それを求めること。②天子の行幸する所。人々がその恩恵を受けるところからいう。

射倖(シャコウ):まぐれ当たりの利益をねらう。射幸。

恩倖(オンコウ):天子の特別な寵愛。また、それを受ける者。恩幸。 *大字源では「倖恩」と「恩倖」は意味が異なっているようだが・・・。

嬖倖(ヘイコウ):君主の気に入りの者。男女ともにいう。嬖御(ヘイギョ)。嬖幸。 *嬖御=気に入りのそばめ。気に入りの者。嬖幸。

佞倖(ネイコウ):へつらって主君にかわいがられる。また、その人。佞幸。

*現行訓では「気に入る」は「嬖:ヘイ、おきにい(り)、かわい(がる)」だけのようだが、「倖」にも意味としてはあるようだ。漢検2と大字源では扱いが異なるようだが・・・
 漢検2:意味③「親しむ。お気に入り。」
 大字源:意味②「へつらう。したしむ。きにいり。また、佞臣。「私倖」「倖臣」」

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