熟語の読み・一字訓読(その17:準1以下):滑(コツ) 滑乱(コツラン)、滑然(コツゼン)・・・

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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滑:中学…カツ、コツ、すべ(る)、なめ(らか) 準1…ぬめ(る)
・漢検2に、意味
 🈩カツ ①すべる。「滑空」「滑降」「滑走」 ②なめらか。ぬらぬらする。ぬめる。「滑剤」「円滑」「潤滑」
 🈔コツ みだす。みだれる。「滑稽(コッケイ)」
 とあり、“カツ”音と“コツ”音の意味分けがあった。(なお、カツ音もコツ音も漢音(大字源))

・しかし、大見出しの『「滑稽」:①おもしろおかしいさま。また、おどけたさま。 ②ばかばかしく、くだらないさま。』とあり、なぜ、『🈔コツ みだす。みだれる。「滑稽(コッケイ)」』となるのか、わからなかったので調べた。

<大字源>
 滑稽(コッケイ):①口が達者で人をいいくるめる力を持っていること。口先がうまい。また、滑は乱、稽は同で、異同を混乱させる意という。
          ②酒器の名。今のじょうごの類で、酒がとめどなく出るようになったもの。転じて、ことばが次々に出て尽きないこと。多弁。
          ③おもしろく巧みに言いこなすこと。おかしいこと。おどけ。この意味では「かっけい」と読む説がある。
<広辞苑>
 滑稽(コッケイ):(「滑」は乱、「稽」は同の意。知力にとみ、弁舌さわやかな人が、巧みに是非を混同して説くこと。また、「稽」は酒の器の名。酒が器から流れ出るように弁舌のとどこおりないことともいう。)
          ①おもしろおかしく、巧みに言いなすこと。転じて、おどけ。道化。諧謔。
          ②いかにもばかばかしく、おかしいこと。

  ということで、なんだか、よくわからないが、一応、「滑(コツ)」に乱れるという意味(「異同」や「是非」を乱れさせる意)があるということはわかった。

・漢検2の“滑(コツ)”音熟語は「滑稽(コッケイ)」のみだが、他の滑(コツ)音熟語もついでに調べた。

 滑滑 ①カツカツ:つるつるすべるさま  ②コツコツ:水のわき出て流れるさま 同)汨汨(コツコツ)
 滑汨(コツコツ):乱れるさま
 滑習(コツシュウ):おさめならう *この場合の滑(コツ)は「おさめる」意。
 滑然(コツゼン):乱れるさま
 滑乱(コツラン):みだす
 頡滑(ケツコツ・ケツカツ):①入り乱れるさま ②でたらめなさま

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