宮城谷昌光  「戦国名臣列伝」

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●宮城谷昌光さんの「戦国名臣列伝」からの熟語等の抜萃です。

<越の范蠡>
蛮荒(バンコウ)の族・・・野蛮、荒涼・・・     *蛮荒の地
●欲望を発暢(ハッチョウ)する・・・のばす・・・   *文化を発暢する
●百姓(ヒャクセイ)を親附する・・・親附・親付(シンプ):親しんで付き従うこと
觥飯(コウハン)は壺そん(夕食)に及ばず・・・盛饌(セイセン)が待っているとはいえ、腹が減ったときの一壺の夕飯におよばない
●士民を拊循する・・・拊循(フジュン):労わって手なずけること。慰撫すること。
●范蠡=陶朱公・・・➪ 「陶朱猗頓の富」
<呉の呉起>
●(某氏)の識悟に疑問をもつ
伏鶏が狸を搏ち、乳犬が虎を犯すようなもの  *乳狗(ニュウク)とも・・・
●武卒・・・三属の甲(よろい)を衣(き)て・・・三属の甲=甲衣・甲装・脚絆がつながっているもの
●令尹:楚は中原諸国とちがって神政国家の体質・・・宰相も「令尹」といった。「令」とは神意を聴いて政令を発する人、「尹」とは神意を聞いて物事を修める人  
<斉の孫臏(ソンビン)>
紹恢(ショウカイ):前の事業を受け継いでさらに 大きくする  *紹(つ)ぐ。紹(つ)いで、恢(おお)きくする。
<秦の商鞅>
●疑行は名無く、疑事は功無し  ・・・疑行無名 疑事無功
<燕の蘇秦>
靼蹻(タンキャク):草履のこと*靼:タツ、タン、なめしがわ *蹻:キョウ、キャク、キョク、(足を)あ・げる、おご・る、かんじき
●蘇秦は百誕を以て一誠を成す ・・・百のウソで一つの誠を成し遂げた・・・*誕(いつわ)る
客愁(カクシュウ):旅先でのわびしい思い。旅愁。キャクシュウ。
●寥落(リョウラク):荒れ果ててすさまじいこと。荒廃すること。「蘇秦は客愁のなかに沈み、寥落して故郷に帰った」
●「時(ここ)に于(お)いて言言し、時に于いて語語(ギョギョ)す」(詩経・大雅) *時・于の読み:対象外・なし
●荒誕(コウタン)の徒    *荒誕:おおげさ で、全くでたらめであること。また、そのさま
<秦の魏冄(ギゼン>
●「滑稽にして多智なり」(史記) 滑稽=(ここでは)弁巧  
●智囊(チノウ)=知恵袋
●劾詆(ガイテイ):罪をあばきて天子にそしり告げる
<燕の楽毅>
●・・・名が顕赫(ケンカク)する:きわだってあきらかである。輝かしい  
(その他参考)「無量寿仏の光明は顕赫にして、十方諸仏の国土を照耀したまふに、聞えざることなし」
●家族を弊困(ヘイコン)にさらす・・・困弊(コンペイ):苦しみ疲れること
<斉の田単>
●「孟嘗君が全軍を指揮すべく麾鉞(キエツ)を執る」:麾鉞:さしず用の旗とまさかり 麾:キ、さしずばた、さしまね(く)、ふ(る)
●車軸の末を切って鉄籠(テツロウ)をつける・・・鉄籠:鉄の板のこと。*車軸のはしに金具をかぶせたこと
<楚の屈原>
●宰相として鉤用(コウヨウ)する
<趙の藺相如>
●「・・・斧質(フシツ)に伏して罰を受けたいといえば・・・」  *斧質:斧と首切り台
●湯鑊(トウカク)に就(つ)く=釜ゆでの刑をうける  *鑊(カク)=足のない鼎・鍋。足のあるのが「鼎」。1級対象外。
●人を敦尚(トンショウ)する :真心をこめて尊ぶ
<趙の廉頗>
国秉(コクヘイ)を持す
慴憚(ショウタン)する  :恐れはばかる。
●不肖の臣  : *もとは「父に肖(に)ず愚か」という意味。
●「瓶(ヘイ、かめ)を挈(ひっさ)ぐるの智も、守器(シュキ)を失わず」(戦国策) *水を汲むしか能のない者でも、あずかった器(瓶)はなくさないという意味。  *「挈瓶之智(ケッペイ・ケツベイのチ)」
<趙の趙奢>
●権勢家を斥棄(セキキ・セッキ)する:しりぞけすてる
浩渺(コウビョウ)の志 *広々とはるかなさま
<秦の白起>
●良臣は斥疎(セキソ)され・・・
諛諂(ユテン)の小人ども・・・
●心のなかの曠望(コウボウ)を失い・・・  *曠望:広く眺めわたす、遠くをながめる
<秦の范雎>
余贏(ヨエイ)にあずかる・・・
●大きな沓雑(トウザツ)をひきおこし・・・ ≒雑沓・雑踏
●「馬車に乗る」とは、車中に立つということ。乗ってから坐るようにはつくられていない。例外:安車(アンシャ):老人と女子用。
<秦の呂不韋>
●賈人(コジン):賈人=商人と訳されるが、正確にいうと賈人と商人はちがう。賈人:店舗をもってあきないをする人、商人:売り歩く人
●醒窹(セイゴ)させる
●空質(クウチ)を抱く・・・空しい人質で役に立たないという意味のよう・・・
<秦の王翦>
●斗食(トショク):一日に一斗の秩をうける賤吏
●克捷(コクショウ)する
●佯敗(ヨウハイ)する
●慍怒(ウンド)する
●憂懾(ユウショウ)を深める  :懾 ショウ、おそ・れる
●肉を委(イ)して餓虎の(ケイ)に当たる *飢えた虎の通り道に肉をおく・・・必ず食べられてしまう意・・・

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