<30-1>に向けて(その22) (天、禹に)洪範九疇を賜う

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             <漢字の学習の大禁忌は作輟なり>         <一跌を経れば一知を長ず>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む> <百里を行く者は九十を半ばとす> <為さざるなり。能わざるに非ざるなり。(孟子)>★★★
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(この記事は初合格をめざす方向けの記事でありません。初合格をめざす方は基本的な問題の習熟に勉めるべきです。)
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<30-1向け模試>(その1)~(その3)まで配信中・・・・・・模試(その4)&模試(その5)完成済み・・・
・・・模試(その6)~模試(その10)も第一次原案作成済み・・・

(脱線中の、故事成語類の“発展的学習”は終了・・・現在、その一部を開示中・・・)
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●故事成語類の学習、一応終了・・・この分野は無尽蔵なので、やり出したらキリがないが、好きな分野なのでついついやってしまう・・・190超え、あわよくば200を目指すためのメモのようなもの・・・合格だけをめざすための記事ではありません・・・
●<その22>・・・ブログ既出のものなどは極力除いています・・・念の為のものは再掲載しています・・・

・(天、禹に)洪範九疇を賜う (書経) *政治上の大綱となる九種類の道

 (漢検四字熟語辞典)模範となる大切な政治道徳のこと。「洪範」は「書経」の篇名。「九疇」は殷の箕子が、周の武王に答えた、天下を治める九種の大法のこと。「書経」の「洪範」に記された政治道徳の九原則の意。
 (ウィキペディア)洪範九疇は、中国古代の伝説上、夏の禹が天帝から授けられたという天地の大法。単に九疇あるいは九章、九法などともいわれる。洪は「大いなる」、範は「法(のり)」、疇は畝で区切られた田畑の領域から「類(たぐい)」の意味である。その内容は『尚書』洪範篇において殷の箕子が周の武王へ語るかたちで載せられており、・・・以下略・・・
 (大辞泉)洪範九疇:「書経」の洪範編に述べられた政治道徳の九原則。五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑(けいぎ)・庶徴(しょちょう)・五福の九つ。
・・・以下は、ウィキペディアの項目に沿って、当方の参考文献と照らし合わせて整理した内容・・・
九疇
五行・五事・八政・五紀・皇極・三徳・稽疑・庶徴・五福六極とされ、その内容は以下のとおり。

1.五行(ゴギョウ):水・火・木・金・土 ・・・これらは、人生になくてはならないものであり、これらの調節をはかるが良い・・・
2.五事 :貌・言・視・聴・思
 「敬(つつし)んで五事を用う」
 「貌に恭と曰い、言に従と曰い、視に明と曰い、聴(テイ)に聡と曰い、思に睿(エイ)と曰う」*睿(エイ):「叡」の古字。対象外。
 *容貌、態度を恭しくし、言行をへりくだって争わず、すべてをよく見透し、よく聞いてまちがわず、深く綿密に思うこと。
3.八政 :食・貨・祀・司空・司徒・司寇・賓・師・・・政治上の注意すべき八大事。食糧・財貨・祭祀・土木・教育・刑罰・賓礼・軍隊。
4.五紀 :歳・月・日・星辰・暦数・・・政治を行うためには、五つの時間の決まりを正しく定める。*星辰:星の運行の観察。*暦数:農作業等の年間の暦の設定。
5.皇極(コウキョク)
 「皇(きみ)は其の有極を建つ」:天子がまず人のとるべき至極の道を確立して、人民の父母たることを期す。これを「皇極(コウキョク)を建つ」ともいう。
6.三徳:正直(セイチョク)・剛克・柔克
 *剛克:剛直な心で剛または柔の偏向を正すこと。*柔克:柔和な心で柔または剛の偏向を正すこと。
7.稽疑(ケイギ):(卜筮)・・・なにか天候や吉凶などに疑いがある場合は、占いをして結果の善し悪しを判断する。「稽」は考えること。
 「択んで卜筮の人を建立し、乃ち卜筮を命ず」
8.庶徴:(休徴・咎徴)・・・雨、晴、寒暖、風および農事を営む時期についてのもろもろの徴候を調べる。
 「曰く雨、曰く暘(ヨウ)、曰く燠(イク)、曰く寒、曰く風、曰く時」
9.五福・六極:
 *五福:人民の幸福につながる五つの事柄を考える。 寿・富・康寧(=健康で心のやすらぎのあること)・德・終命(=天寿を全うすること)
 *六極:政治を行うためには、人民の上にふりかかる患害をのぞくように心がけなければならない。凶短折(キョウタンセツ=事故死)・疾・憂・貧・悪・弱  (注)「極」は善にも悪にも用い、ここでは害・禍いのこと。
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