莫春には春服既に成り・・・ ~ 浴沂之楽 ~

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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級190点台復活(あわよくば200点満点) ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
★★★今年のスピリット:<百尺竿頭一歩を進む>&<百里を行く者は九十を半ばとす> ★★★
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●<29-3>、ここのところの超難化?で、受検断念する人や継続受検をあきらめる人も出てきているようだ・・・
●今度の<29-3>が一体どういう難度になるのか、興味津々・・・もし、同じような難度で継続するようだと、愈、“1000人受けて10人受かるかどうか”という(前にどこかで書いたような気がするが)、とても希少価値ある資格ってことになるか・・・こんな資格はどうでもいいけど・・・受かったって、その後も続けて学習いていなければ、すぐ実力は落ちるからねえ・・・
●模擬試験倉庫38&チャレンジャー向け模試その1終了~・・・直近の模試なので20~30分で出来ちゃうけど、それでも為になる・・・やはり、実際に書いて(練習して)みるってことは大事・・・
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●「莫春」・・・(漢検2)①くれ。ゆうぐれ。「莫春」・・・*読みのフリはないけど、“ボシュン”と読むんだろう・・・他の辞典などでもそうだし・・・「莫宿(ボシュク)」って読み問題を出した記憶あり・・・音による読み分けは書いてないが、“くれ”の意味のときは“ボ”と読んでおくのが適当だろう・・・
●この「莫春」、調べていたら、論語の一節の以下の文らしい・・・

・・・「曰わく、莫春には春服既に成り、冠者五六人、童子六七人、沂に浴し、舞雩に風し、詠じて歸らん。」(先進第十一)(述而第七)

*後半の「沂に浴し、舞雩(ぶう)に風し、詠じて歸らん」は記事にしたことあり。
*この文から、「浴沂之楽(よくきのたのしみ)」という成語、四字熟語が出来ている・・・

 <浴沂之楽(よくきのたのしみ)>
  悠々自適の楽しみのたとえ。名誉や利益の追求に心を向けないこと。「浴沂」:沂水(きすい)という川で浴すること。

*「ヨクキの楽しみ」って故事成語で出るかも・・・難問。地名でも、「鄒魯の学」なんてのが出題されたから侮れないかも・・・

●論語の一節は、ネット上に、以下のような解説があった・・・

*春の日に若者や子供と一緒に、沂水のほとりに遊び、温泉に入り、祭天の壇上で涼み、歌を詠じて師の家に帰ってこよう。のんびりして徳を養い、世に出ることを急がないこと。孔子が弟子たちに抱負をたずねたときに、曾皙が答えたことば。孔子も感嘆して賛成した。
*「沂」=魯の国の川で温泉がある。  舞雩=天を祭り雨乞いをする祭場。「ぶむ」とも読む。

*晩春の爽やかないち日、新調の春着を纏い近所の青年たち五六人とわらべたち六七人を連れだって、曲阜の町外れに流れる沂水のほとりで湯浴みをし、そこから数町南へ行った田んぼの中に、ぽつんと小高い舞(ぶう)台(昔から雨乞いの儀式が行われる所)の丘に登り、爽やかな風に湯上りの身をまかせ、すっかりいい気分になって、夕暮れともなれば歌をうたいながら家路を辿る。そんなごく平凡な日常生活を送れることが私のささやかな望みでございます」と。孔子はそれを聞いて「あゝ」と深いため息をついて、「私も點(曽晢の名)の考えに同調したい」と言った。(論語普及会)

(その他参考)
<沂:ギ・キ・ギン ふち・ほとり>
意味:①中国の川の名。沂水。 ②ふち。きし。ほとり。

・「沂」は川の名前の場合「沂水(ギスイ)」・・・「ギ」と読むのかと思っていたが、当該辞典では「キ」と読んでいる。
・以前、公開していた「沂」の熟語・・・
<沂:ギ、ギン、キ、ふち、ほとり>
ふち:(「ふち」は「縁」の意)沂鄂(キガク・ギンガク)=器物のへりにつけた凹凸文(凹を「沂」、凸を「鄂」という由) *大漢和は「ギン」読みのみ。 
ほとり:沂垠(ギンギン・キギン)=辺隅、へり、かたすみ *大漢和は「ギン」読みのみ。  
その他①:河沂、海沂、江沂、臨沂・・・ (これらは「ほとり」の意と思われる)
その他②:「ギ」音は地名・川の名などで使われている。
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