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●手持ちの「故事ことわざ事典」(新文学書房 定本版 守随憲治 監修)から。
●私が持っているのは昭和58年出版の事典です。かなり古いですねえ(^^;)
●成語林も含め、これまで公開してきた故事成語・ことわざ・慣用句となるべく重複しないようにご案内します。
(これまで紹介した中にも、同事典から抜萃したものがありますが、それらは紹介済みということで、今回は割愛しています)
●まずは<ア~ナ行>まで。
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●悪はイッタン(一 旦)の事なり :悪いことは一時は盛大になっても、結局は正義には負けるということ。
●アクフ(握 符)の尊:天子の位のこと。 注:( 「是に於いて聖皇すなわち乾符を握り、坤珍を闡く。班固・東都賦。 *「乾符坤珍は天地の符瑞をいうなり」(後漢書・注)・・・天地のめでたいしるし・・・)
●イタイ(韋 帯)の士 :貧賤の人。かざりのない皮をおびにしている人の意。
●一分ハチケン(八 間):弓道で使うことば。手先の一分の差は的にとどくとハチケンのちがいになるという。
●イチモウ(一 盲)衆をひく :無茶な者の指揮でものごとをするのをいう。
●魚のかかるはカンジ(甘 餌)に由る :用心深い魚もうまいエサにはだまされて針にかかる。人は利欲につられて失敗するもの。
●ウカク(烏 獲)の力 :秦の時代の強力な力士の名。転じて、一般に大力の人のことをいう。
●終りを慎むこと始めの如くなれば即ちハイジ(敗 事)なし
●カホ・コホ(夸 父) 日を追う:自分の力量を考えず大事を企て、途中でたおれることのたおえ。神人の名。
●カ( 蚊 )を駆(か)らず:親の方に「カ」を追いやらないこと・・・親孝行のたとえ。
●カンゼイ・カンセイ(甘 脆)の味:美味なたべもの
●キイ(期 頤) :100歳の齢のこと。「百年をキ( 期 )と曰いて、やしな( 頤 )う」(礼記)
●キカク(騎 鶴)して揚州に上る:一人で多くの快楽を享受しようとすること。注( 「鶴に騎(の)りて揚州に上る」 故事内容・略 )
●キコウ(紀 綱)の僕 :政治の大小の事務を処理する能力のあるけらい。
●君国にして耕耘に務めざるは、キセイ(寄 生)の君なり
●ギホウ(義 方)の訓(おしえ): 正しい道を以って師弟を教育すること
●キョウショウ(喬 松)の寿 :長寿、長生
●キョウショ(挟 書)の禁 :「キョウショの律」とも。秦・始皇帝のとき、民間で書物を所蔵することを禁じたことをいう。
●胸中のコウヘイ(甲 兵) :他力にたよること
●胸中のリンコウ(鱗 甲) :人と争う心のあることをいう。
●強弩の極矢、魯縞をも穿つ能わず。 ショウフウ(衝 風)の末力、コウフウ(鴻 風)を漂わす能わず。・・・」(史記)ショウフウ:つむじ風とか突風。 コウフウ:大きく強い風。
●犠を畏れてヘイ( 聘 )を辞す。
●キ( 杞 )を以て瓜を包む。 :君主が高位にあって、下にある有能の士を求めること。
●キンチョウシチヨウ(金張七葉)の交わり :子孫の長く栄えること
●キン( 瑾 )を懐きて瑜を握る :美しい徳を抱持している意。
●キン( 芹 )を献ずるの意 :人に物を贈る謙辞。
●口を守るカメ( 瓶 )の如くす :軽々しく口を開かぬこと。言葉を慎むこと。
●クッカク(屈 蠖)信を求む :困苦して学問を修めるのは他日の大成を期するためであること。
●セッカク(尺 蠖)の屈は以て信を求め、竜蛇のチツ( 蟄 )は以て身を存するなり (易経)
●ケイガク(谿 壑)の欲 :欲が深くて飽きることのないことをいう。
●ケイコウ(閨 閤)の臣 :近侍の臣。
●ケイコ(稽 古)の力 :古の事を考え究めた功・・・学問の力に同じ。
●ゲキケツ(隙 穴)の臣を以て独立の主に事う、これぞこれ危殆という (韓非子) *ゲキケツの臣:敵に内通するものをいう。売国奴。
●ケツ( 桀 )を助けて虐をなす (史記) :仲間に入れて徒党をくみ悪事をすること。
●海内を制しゲンゲン(元 元)を子とす (戦国策):百姓のこと、一般人民の意。
●ケンシ(牽 糸)の幸 :良い結婚の相手を得た幸せ
●卓犖不羈、コウセイ(曠 世)の度あり (晋書):世の中をないがしろにして人なきが如くにふるまうこと
●先王、流連の楽、コウボウ(荒 亡)の行あり : 注( 流連荒亡 )
●コエツ(胡 越)の意 :気持ちの合わないこと、疎遠なこと。
●交際はドガンヒシツ(奴顔婢膝)を以て暁解となす (抱朴子):ドガンヒシツ:卑屈で見にくい態度。暁解:さとり会得すること。
●碁勢キュウリョク(弓 力):碁が上手なのは智力とは別な能力であり、キュウリョクも同様。力の強弱とは別であるとの意。
●琴柱に膠してシツ( 瑟 )を鼓す
●子供のネドイ(根問い・根問):子供の知識欲の強いこと
●コビキ(木挽き・木挽)の一升飯 :仕事が重労働なので大食することをいう
●サイショク(采 色)定まらず(荘子):喜怒常なきさまをいう。
●盃にスイサン(推 参)なし :盃をすすめるのに身分の上下、遠慮、失礼などはないということ。
●三日コウガン(向 顔)せざればその心測りがたし
●シカツ(止 渇)の計 :一時の方便をいう。
●シズ( 賤 )に恋なし :恋愛は有閑の人のするもの。
●群妾のジセイソウ(時世粧)をなすを許さず :ジセイソウ:時代の流行のよそおい
●遠孫をジソン(耳 孫)という 参考:( ・・・仍孫の子を雲孫といい、雲孫の子を耳孫という・・・ )
●ジソン(児 孫)のために美田を買わず
●雀角ソガ(鼠 牙)の争 :人を訴訟すること。注:( 雀に角があるか、鼠に牙があるかといって争う意。 )
●シュウ( 讐 )を挙げ、子を挙ぐ :適任と思えば仇でも推し、また我が子でも嫌わずに推挙したという故事。
●ジュウ( 獣 )を得て人を失う :得るところが少なくて、失うところが多いことのたとえ。
●軍、皆、シュシ(殊 死)して戦う、敗れるべからず シュシ:①決死・必死・死を覚悟して戦う事 ②死罪の者
●ジュンロ(蓴 鱸)を思う :望郷の思い
●拱黙シロク(尸 禄)するを以て智となす(漢書) :シロク:無為にて禄を受けること、禄ぬすびと。拱黙:腕を組んで黙っていること。
●シンゴ(身 後)の名 :死後の名誉のこと。
●シン( 親 )は媒(なかだち)に因らず :男女は媒妁によって結婚するが、夫婦の愛情は媒妁によって生まれるものではない。
●仁は人のアンタク(安 宅)なり
●シンライ(震 雷)聡を掩うに暇なし:ことさらに難しい文字を用いることをいう。
●西施にトウトツ(唐 突)す :最上級の人に比べられること。参考:「無塩を雕刻して西施に対せしむるが如きなり」(無塩は斉の醜婦)
●センキョウ(遷 喬)の望 :栄転を望むこと
●ゾウカ(造 化)小児のために苦しめらる :病苦の甚だしいこと。造物者を指して小児というので、すこぶる傲慢な言い方。
●ソッケツ(則 闕)の官 :我が国では太政大臣の異称。
●ソテキ(祖 逖)の誓 :生きて再び帰らないという固い誓。ソテキは人名。
●タイキュウ(耐 久)の朋 :いつまでも親交の変わらない友をいう。
●タイギ(大 疑)は大悟の基
●羊を柔毛といい、又、チョウゼンシュボ(長髯主簿)という。 *羊の異称。古代はヒゲのあるヤギ(山羊)だった?
●チンセキ(枕 席)を払う :衾を同じくして臥すことをへりくだっていう。
●テッケン(鉄 硯)未だ穿たず :業を改めないこと
●デンプ・デンポ(田 父)の功 :「鷸蚌の争」の類。犬兎(ケント)の争。
●トウヒツ(刀 筆)の吏 :小役人。書記役。
●鼠を以てハク( 璞 )となす :つまらないものを宝とすること
●野尽き山窮まり、その雌雄をノウカツ(囊 括)す :袋の口をしめてひっくるめて取る意。
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