故事成語類(実践問題その29)

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故事成語類(実践問題その29)です。引き続き、「世説新語」から・・・。
参考書籍:「世説新語(1~5)」(井波律子 訳注 東洋文庫・平凡社) 難易度: 「易」
(よみ)
①~③「・・・風霜は固より論ぜざる所、・・・郊邑は正に自ずと① (飄瞥) 、② (林岫) は③ (便)ち 自ずと皓然たり」・・・
④「卿は桓を(憑重) すること乃ち爾(しか)るも、哭するの状其れ見る可きや」
⑤(簡文帝、)超を引き入れて曰く、「天命の (シュウタン) 、⑤ (故) より計る所にあらず。政(まさ)に当に復た近日の事無かるべきや否や」と。超曰く、「大司馬は方に将に外は (ホウキョウ) を固め、内は社稷を鎮めんとす。・・・」 *( )内カタカナは次の書き問題です。
(かき)
①~②(簡文帝、)超を引き入れて曰く、「天命の① (シュウタン) 、(故)より計る所にあらず。政(まさ)に当に復た近日の事無かるべきや否や」と。超曰く、「大司馬は方に将に外は② (ホウキョウ) を固め、内は社稷を鎮めんとす。・・・」
③~⑤ 呉道助・附子兄弟、丹陽郡に居在す。後に母童夫人の艱に遭うや、朝夕③ (コクリン) し、および思い至り、賓客の弔省あれば、④ (ゴウヨウ) 哀絶し、路人之れが為に落涙す。・・・韓康伯(の母の殷)は・・・二呉の哭するを聞く毎に、輒(すなわ)ち為に⑤ (セイソク) し、康伯に語りて曰く、「汝(なんじ)若し選官と為らば、当に好く此の人を料理すべし」と。・・・
<回答・解説>はこのあとすぐ(^^)

<回答・解説>
(読み問題)
① (ひょうべつ) :解説では「小雪が舞うさま」。ネットの「中文百科在線」というHPにも、飄逝(飛逝)・飄翔(飛翔・高飛)・飄登(飛升)・飄絮(隨風飛舞的柳絮)・飄瞥(雪花飛舞的樣子)とありますから、解説どおりの意味で良いでしょう。飄:ヒョウ、つむじかぜ、はや(い)、ひるがえ(る)、ただよ(う)、お(ちる) 瞥:ベツ、み(る) *この熟語の漢字だけでは意味は分からないですね。
② (りんしゅう)ここの「岫」は「みね」の意だそうです。:シュウ、くき、いわあな、みね
③ (すなわ・ち) :便:小学…ベン、ビン、たよ(り) 準1…いばり、くつろ(ぐ)、つい(で)、へつら(う) 1級…よすが、すなわ(ち)
④ (ひょうちょう):頼りにすること。これもあまり見ない語句ですね。熟字訓なら「憑重(ひょうちょう)」ー「憑む」 ←「たの(む)」とでもなるのでしょうか(^^)意味がわからないとあてずっぽうになってしまいますねえ(^^;) :ヒョウ、よ(る)、たの(む)、つ(く)、かか(る)、かちわた(る)
⑤ (もと) : :小学…コ 中学…ゆえ 準1…もと、ことさら(に)、ふる(い)
(書き問題)
① (脩短) :長短。 脩:シュウ、ほじし、おさ(める)、なが(い)
② (封疆) :国境、国のさかい  :キョウ、さかい、かぎ(る)、かぎ(り)
③ (哭臨) :柩の前で哭礼すること
④ (号踊) :号泣し足を踏み鳴らすこと。華流・韓流ドラマでよく見かけますね、わざとらしい泣き叫びと狂ったように踊っている姿・・・。
⑤ (悽惻) :痛ましさで心をかきむしられること。広辞苑では「かなしみいたむこと」。

如何でしたか? レベルとしてはまだ易しいほうだと思いますが・・・。