日本漢字能力検定(漢検) ブログランキングへ 故事成語類(実践問題その8)です。 今回は難易度:「易」
(よみ)
①蹄窪のうち、蛟竜を生ぜず
②孔子、児たりしとき、嬉戯(きぎ)するに、つねに俎豆を陳(つら)ね礼容を設(もう)く
③芻蕘に詢(はか)る
④頂礼昂じて尼になる
⑤花を賞するに慎みて離披に至る勿れ
(かき)
①強弩の末、ろこうに入る能わず (注)強力なものも、やがては衰えて力が尽き、何も出来なくなることのたとえ。
②琥珀はふかいを取らず
③らき千箱(せんそう)、一暖に過ぎず
④かんこ苔深く鳥驚かぬ
⑤へいていに付す (注)文書などを焼き捨てる意。
回答・解説はこのあとすぐ(^^)


(よみ問題)
①(ていわ)ちっぽけな土地からは大人物は出ないたとえ。過去問でも出題あり。
②(そとう)昔の中国の祭器の名。俎と豆。「俎」(そ)はつくえ、「豆」(とう)は木製の器で高杯(たかつき)。「まないた」と「まめ」ではありません(^^)。「豆」(とう)のある故事成語には「豚肩、豆を掩わず ( とんけん、とうをおおわず )」(豚の肩の肉を盛ったのが少量のため、器をおおうほどでないという意で、非常に倹約することのたとえ。 晏子が先祖をまつるのに質素であった、という故事による。)があります。
③(すうじょう):「芻」は草刈り、「蕘」は木こりのことで身分の低い者、庶民。庶民に広く意見を聞いて参考にする意。芻:シュ、ス、スウ、か(る)、くさか(り)、まぐさ、わら 蕘:ジョウ、しば、たきぎ、きこり、くさか(り)
④(ちょうらい)信心が厚すぎてとうとう仏門に入って尼になる。頂礼は四字熟語「帰命頂礼」参照。
⑤(りひ):花は満開にならないうちに鑑賞するのが良い。「離披」は花びらの各一片が開いて離れ離れになる、つまり満開になるという意味。
(かき問題)
①(魯縞):魯の国で生産される薄手の絹。強い弓から発した矢(弩)も末は力尽き、薄手の絹さえ通すことができないという意味。
②(腐芥):腐った塵。清廉潔白な人は不正な金品には手を付けないことのたとえ。
③(羅綺):美しい衣服が千箱あっても身を暖めるのはその一枚にすぎないという意味。羅:うすぎぬ 綺:あやぎぬ④(諫鼓):君主が善政を施すので諫鼓を用いる必要がなく、苔が生えてしまって鳥も驚かない=世の中がよく治まっていることのたとえ。
⑤(丙丁):十干(じっかん)の「丙」は「ひのえ」、「丁」はひのと、で、共に五行では火の意味。
首尾は如何でしたか(^^)?
ではまた。